その他のお菓子のおはなし


若草物語〜若草物語〜
メグ・ジョー・ベス・エミイの四人姉妹の名作ホームドラマ。『あしながおじさん』の主人公・ジュディも読んだのよ。『手暖めのパイ』(現代なら真冬の日、外で焼きたてベルギーワッフルを手にしたときの感覚!)ほか、おいしいものがいっぱい登場!19世紀の食卓と女のコの日常が、ディテイルまで楽しめます。

『若草物語』(新潮文庫)
作:ルイザ・メイ・オールコット
訳:松本恵子
ちょっと19世紀的訳かな?
でも、そこがまた楽しかったワ。
『続・若草物語』(講談社 青い鳥文庫)
作:ルイザ=メイ=オルコット
訳:谷口由美子
絵:徳田秀雄
その他シリーズ訳も揃います。総ルビ入り。



〜あしながおじさん〜
『あしながおじさん』宛てに手紙を出すのを条件に、大学に行かせてもらう孤児ジュディ。授業や友だちのこと、自作の小説、そしてステキな『ジャーヴィ坊っちゃま』のこと……。日記のような手紙につづられた“糖蜜キャンディ会”や“アイスクリーム親睦会”が楽しそう!


『あしながおじさん』(新潮文庫)
作・画:ジーン・ウェブスター
  訳:松本恵子







〜メアリー・ポピンズ〜
メアリーおば様はキッチン・ウィッチ族の遠い親戚。“おみやげ話”はシュガーもたくさん聞いたわ。イギリスではホームメイドでジンジャーブレッドをつくるの。紅茶の国のテイストを楽しむには、「デメララシュガー」をつかうこと、一晩ねかせることがコツですって。

『風にのってきたメアリー・ポピンズ』(岩波少年文庫)
作:パメラ・L・トラヴァース
絵:メアリー・シェパード
訳:林 容吉



〜チョコレート工場の秘密〜
貧乏な少年チャーリーに、『世界一のチョコレート工場』見学券が『一生ぶんのお菓子』つきで当たるの。初めて開かれる、発明家ワンカ氏の工場。そこは想像を絶する世界だった!? Sweetでちょっとほろ苦いアドベンチャーです。チョコをかじりながら、読んでね。


『チョコレート工場の秘密』(評論社 てのり文庫)
作:ロアルド・ダール
絵:ジョセフ・シンデルマン
訳:田村隆一



〜ヘンゼルとグレーテル〜
『ヘンゼルとグレーテル』を初めて読んだとき、シュガーは将来『お菓子の家』に住もうと思ったものです。おいしそうな挿し絵まで覚えているけど、グリム兄弟の原書では『まるごとパンでできた家にケーキの屋根、白砂糖の窓』、何とこれだけ。真実はそんなに甘くない?


『初版 グリム童話集』(白水社)
編:ヤーコプ・グリム、ヴィルヘルム・グリム
訳:吉原高志、吉原素子

〜ぐりとぐら〜
おかしづくりの楽しさを初めて教えてくれたのが、絵本『ぐりとぐら』。森で見つけた卵で大きな“かすてら”をつくるの。かすてらの甘いにおいが本の中からふわ〜ん。さっそく自分でつくった(つくってもらった?)“かすてらもどき”でも、大喜びのシュガーでした。


『ぐりとぐら』(福音館書店 《こどものとも》傑作集)
ぶん:なかがわりえこ
 え:おおむらゆりこ

※福音館書店の許可を得て掲載しています。 流用してはイケマセン。無断転載不可!



〜もりのおかしやさん〜
『あなたのかたちのバースデーケーキ』が自慢の、森のイタチのお菓子やさん。ある日フシギな注文がきてね……(あとはナイショ!)とげ1本1本がチョコレートのハリネズミとか、“ケーキ”のレベルは高いぞ。誰か僕たちにも、“スノウ&シャドウのケーキ”をつくって!


『もりのおかしやさん』(偕成社)
作:舟崎靖子
絵:舟崎克彦





〜私の美の世界〜
『失われた時を求めて』のマドレーヌもいいけれど。森鴎外の娘“貧乏サヴァラン”のお菓子の話も絶品です。“ヴェネツィア硝子の破片(かけら)のように光る有平糖の花菓子”ほか、フランス仕込みの味覚が描く“煌(きら)めく菓子たち”を召しあがれ。


『私の美の世界』(新潮文庫)
著:森 茉莉



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