「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」より

赤毛のアン●読書ノート
計算された言葉遊びは数学者ならでは!? お菓子の名前までがひと味ちがいます。キャロル自身も、少女たちを招待してお茶会を開いていたとか。不思議なおはなしとなぞなぞで、さぞかし楽しかったことでしょうね。

●出版メモ
サー・ジョン・テニエルの挿画が有名だけど、こんなアリスもかわいい。お菓子の味まで微妙に変わるみたいで、不思議!

『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』(新潮文庫)
作:ルイス・キャロル
訳:矢川澄子
絵:金子國義


Sugar:
食べると大きくなるEAT MEケーキ。小石が変身した、小さくなるケーキ。
不思議の国では、ケーキまでが不思議です。


Miss Brown:
大は小に、小は大になるケーキの法則。これを生成変化方程式で現すと、その数式は ……


Snow:
????? うう、ティーパーティーに行きたいなぁ。ハートのクイーンのパイが並んで。ハートのジャックも盗みたくなる、あのおいしいパイ。にやにやにや……


Shadow:
スノウが消えたっ!!


 
Miss Brown:
これをチェシャ猫現象と呼び、その発生率は極めてカオス的ですが、消える軌跡をグラフにするとある種のフラクタル構造が……


Sugar:
鏡の国にもおいしそうな生き物がいたわね。プラム・プディングのからだにヒイラギの羽、あたまはブランデーづけの乾しブドウの、えーっと……


Shadow:
ヒアソビトンボ! クリスマスプレゼントの箱を巣にしてたなぁ。
よおしシュガー、ボクたちも消えてお茶にしようよ!



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